工房秘話

FUWAFUWA-COTTON PANICK

2012年8月13日

もうここひと月ちかく、コットンがマーケットからなくなっています。
私たちが作っているバッグ「Big Hug」や「Hug Hug」の中に入れる、ふわふわコットンです。

日本では一つのお店で在庫切れでも、別のお店に行けばたいてい買えますが、ここエチオピアでは、仕入れルートが限られているため、一つのお店にないものは大抵他のお店でも手に入りません。今回も、コットンを探してマルカート(アフリカ一大きいとされる市場)中を探しまわったのですが、みつからないのです。
職人たちにはひと月ほど別の仕事をしてもらいながら、入荷を待っていましたが、もうそろそろ入ってこないと、次の出荷予定に生産が間に合わなくなってしまいそうです。

内心かなり焦っていたところ、先日、知り合い経由で、ある、マルカートでお店を経営している人がコットンを近々仕入れるという話を聞きつけました。
手付金を支払い、優先的にこちらへ回してもらうよう話をつけ、
明日には入る、明日には入ると言う言葉を信じて、毎日忍耐強く待つことさらにひと月。
今朝になって突然、「昨日入ったからすぐ買いに来い。いますぐ来れないなら他の人に売る」と電話が入りました。
しかしながら、私は別の業者と打ち合わせの真っ最中。
「先約があって今すぐはいけない、終わり次第車で向かうから確保しておいて」と頼み、2時間後、打ち合わせが終わった後であわてて電話しましたが、時すでに遅し。なんと別の人に高く売ってしまったと言うのです。ショック!!!!
「前から頼んでいたし、手付金も払っていたじゃない!今すぐ来いって言われたって、私だって予定があるのよ!なんで他の人に売っちゃうのよ!」
と怒鳴りつけたところで、後の祭り。
「マルカート」というところは目の前にあるお金が全てで、こんな理論が何の意味もないことは私もよくわかっています。

エチオピアではこういうことが実にしょっちゅうおこるため、素材はの確保は本当にひと苦労です。それでも、andu ametの大切なコンセプトの一つ「サステナビリティ(持続可能性)」向上のため、できるだけ海外の材料やサービスなどに依存せず、できるだけ現地調達するようにしています。

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