エチオピア伝説

在エチ仏人デザイナー

2012年7月23日

昨日部屋で仕事していたら、友人がリビングから「ヒロコ見てみて!」と声をかけてくるので行ってみると、テレビで在エチ40年のフランス人デザイナーの特集番組をしていました。

彼は現在のボレ空港をはじめ、国内の多くのホテルやレストランなどのインテリアやプロダクトのデザインを手がけ、エチオピアの建築・デザイン業界ではよく知られている人物です。

彼の作品について、私も多少は知っているつもりでしたが
こうして一挙にみると、今のエチオピア市場にある本当にたくさんのものが
彼のデザインであったこと、そのいずれもが今でも色あせていない事に改めて驚きます。
ラリベラ教会をモチーフにした柱やテーブルやイス、現地のお料理やさんで出てくる食器類、
私も持っているホロホロ鶏の形をした陶器の置物…etc.
食器類は、10年前に私が住んでいたときからよく見かけたもので、
実はこの番組を見るまでずっとエチオピアの伝統的なデザインだと思っていました。
(隣の友人に聞いたら、「私もー!」とびっくりしてました)
37288f12eece6be37aebe8df954d0e00--ethiopia-guinea-fowl

インタビューの中で難しかったことは?と聞かれ
「いやそりゃ全部だよ。誰もしめきり守らないしさ…」と笑って答える彼に
思わず「そうそう、それしか言えないよね!」とブラウン管ごしの相づち。
私もよく同じようなことを聞かれるのですが、いつもこの質問だけはちゃんと答えられません。
色々ありすぎるて一言では説明できないのです。

今でこそ(これでも)だいぶビジネスも進めやすくなってきているエチオピアですが、
10年前に住んでいたころは今より物も全然なくて、全ての物が混沌としていて、なにもかもが大変でした。
それよりさかのぼること30年も前にこれだけのものを作ったって、私からするともう土からアダムとイヴを作るくらいの偉業に思えます。
私も文句ばかりいってないでがんばらなきゃ、と勇気をもらいました。

他にもエチオピアには世銀やUNIDOやGTZからたくさんのデザインのエキスパートが来ていて、
エキサイティングなプロジェクトを展開しています。
産業の発展にとってデザインは切っても切り離せないほど重要なものだけれど

日本のODAはこの辺が弱いのが悔しいところです。

偶然にも、このテレビを見た翌日にある会議で彼と会うことに!記念にパチリ。

偶然にも、このテレビを見た数日後にある会議で彼と会うことに!記念にパチリ。

You Might Also Like