試行錯誤を重ね、約5年の月日を重ね完成したレザージャケット「Ebreeze」。
一つ一つ課題を乗り越えようやくハレの日を迎えることができました。そんな制作秘話をちょこっと記録に残します。
エチオピアシープスキンの最大の特徴はなんといっても滑らかで柔
シープスキンにやさしく包まれているような感覚を楽しんでもらう
ただこれまでバッグに使っていた革では、
今回、このレザージャケットのために新たなる革を、タナリー(
営業担当者や技術開発チームの皆さんと打ち合わせを重ね、
この新しい革の完成のおかげで、「重くて硬い」「着心地が悪い」
このソフトライダースジャケットのファーストサンプルをつくった
流行の移り変わりに合わせてとっかえひっかえするような服ではな
すっきりみえるけど、リラックスできるゆったりとしたライン。
エチオピアシープスキンならではのくたっとやわらかな質感は活か
コンセプトである「素肌でいるよりも心地よい着用感」は備えつつ
カジュアルになりすぎず、
バッグ以上に数ミリの違いが大きく影響する洋服づくりにおいて、
新たなサンプルができあがるたびに、日本、
このEbreezeは、
流れ作業ではなく、ひとつの製品につき、
1着ごとに、
ちなみにこのレザージャケットを1着つくるには、
先ほどお伝えした通り、
ファッション誌の撮影や講演などのハレの日はもちろん、
きちんと見せたいときも、華やかに見せたいときも、
春夏はノースリーブのワンピースとあわせて、真冬はダウンの下に
さっとはおるだけでなんでもない普段の服をランクアップしてくれ
(それにこれを着ていると、必ずといっていいほど褒められます)
5年という歳月が経ち、革は味が出てやわらかくなり、
わたしがブランドはじめて以来一番の自信作、