Philosophy

未来へつながる、エシカルなラッピング

2020年12月22日

andu ametでは2012年の創業当初より、エシカルやサステナビリティをブランドの大切なコンセプトとして、ものづくりを続けてきました。

エチオピアの若者たちを正規雇用し、整備された環境にて長期的に技術指導をすること。
食肉の副産物として生まれ、浄化システムが完備された工場でなめされた革だけを使うこと。
大量生産や、それにより生じるセールや在庫廃棄を一切行わないこと。
長く大切に使っていただけるような素材選び、縫製、企画やマーケティングを愚直に続けること…etc.

ラッピングについても、これまでも比較的環境負荷が低いと言われる不織布や紙袋などを選んでまいりましたが、このたび全ての梱包材から、プラスチック素材を排除することにいたしました。

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背景  — プラスチック問題

年々深刻さを増しているプラスチック問題。国連によると、毎年約800万トン(ジャンボジェット機5万機分!)ものプラスチックごみが海に流れこんでいる※1そうです。決して自然には分解されることのないこのプラスチックゴミを海洋生物が飲み込んでいたり、あるいはそれらが漂流の過程で水や紫外線により細かく粉砕された ‟マイクロプラスチック” をわたしたち人間も摂取していたりと、人体および生態系への影響が指摘されています。このプラスチックごみは今後も増え続け、2050年にはなんと海にすむ魚の重量を超える※2と言われています。

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この海洋プラスチックごみの約8割は陸から発生したもの※3。産業セクター別では、容器包装に使われるプラスチック生産量が最も多く、全体の3割以上を占めているそうですが、そのプラスチック容器包装の廃棄量は、先進国の中では日本は米国についで2番目に多くなっています※4

さらに、プラスチックは化石燃料からできているため、製造時や焼却時に温室効果ガスを排出することも報告されています。

andu ametではこのような背景を踏まえ、製品に続き、ラッピングからもプラスチック素材を排除することにしました。


新たに始めること、廃止すること

1 個包装
これまで個包装・保存袋として使用していたポリプロピレン製の不織布は廃止し、レザーのロゴが入った布製のオリジナルダストバッグに変更します。(無料)
このダストバッグも、andu ametのレザー製品と同じアトリエで1つ1つ手作りしており、ロゴやカラフルなリボンには、製品と同じエチオピアのレザーが使われています。食肉の副産物として生まれ、排水・廃棄物処理が適正に管理された工場でなめされた素材です。

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2 ギフトボックス
ギフトボックスはバッグ用のLサイズは廃止いたします。
小物用のM、S、XSサイズは継続販売しますが、お財布や名刺入れ含め、今後はすべて有料とさせていただきます。
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3 ショッパー
コンセプトストアでご購入いただいいた際にお持ち帰り用にお渡しするショッパーは、FSC認証木材または古紙から作られたごくシンプルな紙袋に変更、現在使用中のPP加工された紙袋や不織布のバッグは、在庫がなくなり次第廃止します。オンラインストアではこれまで通り、特別なご要望のない限りショッパーはおつけしません。

4 エコバッグ
コンセプトストアでは、その場でショッパーとしてもお使いいただける、アフリカンプリントで作られたオリジナルエコバッグを発売します。エチオピアシープスキンでできたカラフルなロゴと留め紐がワンポイントになっています。様々な柄や色とのコンビネーションを楽しみながらお選びください。

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アフリカン・エコバッグ ¥1800+tax

5 印刷物
オンラインストアでは紙やインク使用削減のため、納品書や領収書の印刷・同梱を廃止し、発送完了メールに添付いたします。

andu ametではものづくり以外でも、店舗・オフィスの電力を自然電力に切り替えたり、不定期でエコやサステナビリティに関わるイベントを実施したりするなど、環境問題へのアプローチを継続的に進めております。
一方で、ファッションブランドである以上、簡易さやストイックさのみならず、ご来店時やご購入時に、お客様にふわっと心が踊るようような体験をしていただくことも追求していきたいと思っています。

この二つを同時にかなえるのは簡単なことではありませんが、andu ametらしく創意工夫を楽しみながら、今後ともファンやお取引先の皆様と一緒に未来を作っていきたいと思っています。ぜひ引き続き注目してくださいね!

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毎年夏至と冬至の週にコンセプトストア で開催しているキャンドルナイト

 

※1※2 経済産業省 産業技術環境局「プラスチック資源循環戦略と資源循環政策について
※3 McKinsey & Company「Saving the ocean from plastic waste
※4 環境省「プラスチックを取り巻く国内外の状況<第1回資料集>

 

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